WindowsServer2016のインストールでTime out.EFI Networkと出てしまう
VMwareESXi7.0にWindowsServer2016をインストールしようとしたときにこんなエラーに遭遇した。
![](https://i0.wp.com/hamutetublog.com/wp-content/uploads/2021/03/image-1.png?resize=1020%2C225&ssl=1)
CentOSのインストールと同じように、CD/DVDデバイスにデータISOを選択して起動しようとしたのだが、パワーオンしてみたら上の図のように「Time out.」「EFI Network」とだけ出てインストールが進まない状況となってしまった。
原因
VMwareは、デフォルトではUEFIブートに対応していないことが原因らしい。
![](https://i0.wp.com/hamutetublog.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/79c4c1ec8fed53593c2aba29efd9c68a.png?resize=160%2C90&ssl=1)
Windows8とかWindows10がそのままだとUSBブートとか出来ないのと同じ問題らしいので、BIOSから明示的に起動できるようにしてやればよさそう。
対処法
VMwareESX上の仮想マシンとしてインストールする場合の対処法を記載する。
仮想マシン作成時ないし編集画面より「仮想マシンオプション」へ移動し、起動オプションで「次回仮想マシンの起動時に、強制的にBIOSセットアップ画面に入る」としてやる。
![](https://i0.wp.com/hamutetublog.com/wp-content/uploads/2021/03/image-3.png?resize=888%2C281&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/hamutetublog.com/wp-content/uploads/2021/03/image-4.png?resize=771%2C469&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/hamutetublog.com/wp-content/uploads/2021/03/image-2.png?resize=768%2C469&ssl=1)
この状態で仮想マシンをパワーオンすると、Boot Manager画面が表示されるので、用意しているブート方法に応じて選択しEnterを押す。
※下記例図の場合はCD/DVDデバイスにISOをマウントしているので、「EFI VMware Virtual SATA CDROM Drive (0.0)」を選択している。
![](https://i0.wp.com/hamutetublog.com/wp-content/uploads/2021/03/image-5.png?resize=668%2C492&ssl=1)
例図の通り進めると以下の画面が表示されるので、指示通りなにか適当なキーを押せばインストールが始まる。
![](https://i0.wp.com/hamutetublog.com/wp-content/uploads/2021/03/image-6.png?resize=435%2C76&ssl=1)
最後に
ググると出てくるが、他の対処法として仮想マシンのvmxファイルを修正する、というやり方もあるがこれは環境によっては難しい場合もあるので今回の対処法を紹介した。
(私のように古いノートPCをESXホストデバイスとして使っているケース)
最近はAnsibleとかPythonの業務改善/効率化手法模索のため、検証環境構築やらをしているので暫くこういう構築話がブログネタの中心になりそう・・・。
ではでは、よき業務改善ライフを。
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